青磁や 青木陶房

作家

作家について作家について

作家

日本工芸会正会員  佐賀県陶芸協会会員

一級陶磁器技能士(手ろくろ)

青木昌勝(あおき まさかつ)

伊万里市大川内山で青磁を主に作陶しています。
伝統と歴史のある大川内山ですが、
今のスタイルにあう生活空間の中で求められる器とは何か。
作陶に対し自問自答し、新たなもの作りを心がけております。

青木昌勝(あおき まさかつ)

青磁への思い

私が作陶している、ここ大川内山では江戸時代、鍋島藩窯が置かれ、
将軍家や諸大名への献上品や贈答品が焼かれました。
そして数々の優秀な名品が今も残り現在、日本や海外でも絶大なる評価を得ています。
その鍋島焼の中で、鍋島青磁を見た私はその青く深く透き通る色彩と品格に引き込まれ、
自分の青磁を作りたい、表現したいと「青磁への追求」をかかげ、作陶しております。

青磁への思い青磁への思い

陶歴

1978年
佐賀県伊万里市にて誕生
2002年
大川内山の窯元に入窯
伊万里・有田焼伝統産業会館(後継者育成)にて
佐賀県重要無形文化財・中村清六先生に5年、
村島雪山先生に5年ロクロ指導を受ける。
2009年
西部伝統工芸展 入選
2010年
西部伝統工芸展 入選
2013年
陶美展 入選
西部伝統工芸展 入選
2014年
陶美展 入選
九州山口陶磁展 入選
西部伝統工芸展 入選
2015年
九州山口陶磁展 1部日刊工業新聞社賞
九州山口陶磁展 2部佐賀県知事賞
1級陶磁器製造技能士
認定(手ろくろ・国家資格)
2016年
有田国際陶磁展(旧九州山口陶磁展)
1部 入選 
有田国際陶磁展(旧九州山口陶磁展)
2部 西日本新聞社賞
2017年
有田国際陶磁展 1部 入選
有田国際陶磁展 2部 佐賀県知事賞
西部伝統工芸展 奨励賞
西部伝統工芸展 用と美の部 入選
日本伝統工芸展 入選
佐賀県美術展覧会 西日本新聞社賞
陶美展 入選
2018年
茶の湯の造形展 入選
有田国際陶磁展 日本経済新聞社賞
西部伝統工芸展 九州朝日放送賞
独立 青木陶房開窯
日本伝統工芸展 入選
(宮内庁お買い上げ)
佐賀県美術展覧会 佐賀県芸術文化協会賞
2019年
茶の湯の造形展 入選
有田国際陶磁展 1部
佐賀県商工会議所連合会賞
有田国際陶磁展 2部 陶業時報社賞
西部伝統工芸展 入選
日本伝統工芸展 入選
佐賀県美術展覧会 佐賀新聞社賞
2020年
茶の湯の造形展 入選
日本伝統工芸展 入選
佐賀県美術展覧会 70回記念特別賞
2021年
茶の湯の造形展 入選
有田国際陶磁展 1部 入選
有田国際陶磁展 2部
佐賀県陶磁器商業協同組合賞
西部伝統工芸展 KAB熊本朝日放送賞
日本伝統工芸展 入選
佐賀県美術展覧会 佐賀新聞社賞
2022年
茶の湯の造形展 入選
有田国際陶磁展 1部 入選
有田国際陶磁展 2部 経済産業大臣賞
西部伝統工芸展 朝日新聞社大賞
日本伝統工芸展 入選
佐賀県美術展覧会 佐賀県教育委員会賞
2023年
西部伝統工芸展 入選
日本伝統工芸展 入選
日本陶磁協会 現代陶芸奨励賞九州・沖縄展 
審査員特別賞
2024年
佐賀銀行文化財団新人賞
陶歴陶歴

鍋島青磁について

鍋島焼(なべしまやき)は、16世紀頃から19世紀にかけて、佐賀藩(通称 鍋島藩)直営の窯で製造された高級磁器です。
佐賀藩の支配下にあった肥前国(佐賀県有田町、伊万里市)は当時から日本における磁器の代表的な産地でしたが、1640年代頃には大川内山において将軍家や諸大名への献上品などの製作が本格化したと考えられています。
鍋島藩窯は明治時代の廃藩置県により無くなりましたが、鍋島焼の伝統技術は現在の伊万里焼に深く受継がれています

鍋島焼における代表的な工法は「色鍋島」・「鍋島染付」・「鍋島青磁」です。
透明感あふれる高貴な青磁の色は「翡翠色」ともたとえられています。